第47回機器分析講習会
誘導結合プラズマ(ICP)発光分析法,ICP質量分析法を始めとする原子スペクトル・原子質量分析法は,高感度,迅速な分析手法としての地位を確立しており,電子材料などの先端材料,高純度物質,環境試料などの分析法として幅広い分野で多くの方に利用されています。本講習会は,当分野の第一線でご活躍されている先生方の講義を受講していただくとともに,受講生が実際に数種の試料について分析機器を用いて測定(前処理技術の習得も含む)を体得できるよう企画しました。
- 会 期
- 6月22日(木)〜23日(金)
- 会 場
- エスアイアイ・ナノテクノロジー株式会社 〔東京都中央区新富2-15-5 RBM 築地ビル〕
- 電話:03-6280-0070(代)
- 交通: (1) 東京メトロ有楽町線新富町より徒歩1分(5番出口利用)(2) 東京メトロ日比谷線築地駅より徒歩4分(4番出口利用)(3) JR 京葉線,東京メトロ日比谷線八丁堀駅より徒歩8分(A3出口利用)
- 案内図
- http://www.siint.com/maps/map01/map.html
- 日 程
- 第1日<講義>10時00分〜17時00分
- 第2日<実習> 9時30分〜16時30分
- 講 義
-
- 各微量元素分析法の測定原理と最近の動向(ICP発光分析、ICP質量分析)
(都立産業技術研究所)上本道久
- 半導体,セラミックスの分析
((株)テルム)岡田章
- 高純度試薬の分析
(関東化学(株))井上達也
- 食品の分析
(食品総合研究所)進藤久美子
- 河川水,底質の分析
(産業技術総合研究所)稲垣和三
- 廃棄物の分析
(国立環境研究所)貴田晶子
- 実習
-
- (1)ICP発光分析装置(マルチ、半導体検出器)を用いた環境試料分析の実際:特に
廃棄物試料中の微量元素を分析する。
(国立環境研究所)貴田晶子
- ICP発光分析装置(シーケンシャル)を用いた河川水分析の実際:特に河川水,底質中の微量元素を分析する。
(産業技術総合研究所)稲垣和三
- ICP質量分析装置を用いた高純度試料分析の実際:超純水,半導体など高純度物質中の極微元素を分析する。
(関東化学(株))井上達也,((株)テルム)岡田 章
- 受講料(テキスト代,昼食代を含む)
- 会員(共催学会会員を含む)35,000円,会員外40,000円。講義のみ:会員20,000円,会員外25,000円。参加費の払い戻しは致しませんので,あらかじめご了承ください。
- 募集人員
- 40名,講義のみも可(定員になりしだい締め切ります)
- 申込方法
- 申込書Word版・PDF版に必要事項をご記入のうえ,FAX,郵便またはEメールにてお申し込みください。折り返し請求書,振込依頼書及び会場案内図等をお送りします。
- 申込先
- 〒141-0031 東京都品川区西五反田1-26-2 五反田サンハイツ304号 社団法人 日本分析化学会 関東支部機器分析講習会係
〔電話:03-3490-3351,FAX:03-3490-3572,E-mail:hm_tanaka@jsac.or.jp〕
高速液体クロマトグラフィーの基礎について講習します。分離,検出の基礎,移動相調製,前処理などに関する講義,実習を行ないます。初級者の方は高速液体クロマトグラフィー操作に必要な基礎知識を全般的に得るための機会としてご利用ください。中級者の方は弱点の補強または知識の整理にご利用ください。講師陣は講義,実習とも装置,カラム,試薬の各メーカーのベテラン技術者が中心の分かりやすい講習です。日々の作業に必要な実践的な知識が身につきます。
受講した翌日からの業務,研究が必ず改善されるような内容ですので,是非,ご参加ください。
- 会 期
- 7月5日(水)〜7日(金)
- 会 場
- 東京理科大学森戸記念館第2フォーラム1F〔新宿区神楽坂 4-2-2,電話:03-5225-1033,交通:JR総武線「飯田橋」駅下車,市ヶ谷寄り出口より7分〕
- 日 程
- 第1日<講義> 9時30分〜19時00分
- 第2日・第3日<実習>9時30分〜16時30分(第3日は17時30分まで)
- 第1日
- <講義>
オーガナイザーガイダンス (東京理科大学薬学部) 中村洋
- HPLC概論
(東京理科大学薬学部)中村 洋
- HPLCにおける分離
(日本ウォーターズ(株))渡辺紀章
- HPLCにおける検出
((株)島津製作所)三上博久
- HPLC分析に用いる水
(オルガノ(株))黒木祥文
- HPLC分析に用いる試薬・溶媒
(関東化学(株))澤田 豊
- HPLCにおける前処理
(ジーエルサイエンス(株))今中努志
- HPLCシステムのバリデーション
((株)日立製作所)本田俊哉
- LC/MS
(横河アナリティカルシステムズ(株))大河原正光
- 技術・情報交流会
- 実習内容及び講師・指導員
-
- 配管・接続と装置の調整
(東ソー(株))中田文弥・熊谷周治
- 検出器の使い方
((株)島津製作所)三上博久・山本文子(日本分光(株))坊之下雅夫・佐藤泰世
- カラム分離とデータ解析
((株)日立ハイテクノロジーズ)谷川建一・松崎彩子
- 前処理 (固相抽出からカラムスイッチングまで)
(ジーエルサイエンス(株))高柳 学・石井一行(日本ダイオネクス(株))渡辺一夫
〈機器提供〉
(株)島津製作所 ジーエルサイエンス(株) 東ソー(株) 日本ダイオネクス(株) 日本分光(株) (株)日立ハイテクノロジーズ
- 受講料(テキスト代,昼食代を含む)
- 会員(共催学会会員を含む)45,000円,会員外60,000円。講義のみ:会員20,000円,会員外30,000円。参加費の払い戻しは致しませんので,あらかじめご了承ください。
- 募集人員
- 40名,講義のみも可(定員になりしだい締め切ります)
- 参加者の特典
- 参加者には液クロ虎の巻シリーズの「虎の巻」「龍の巻」「彪の巻」「犬の巻」「液クロのコツ」「武の巻」のうちご希望のものを1部贈呈します。2部以上を希望の場合は割引価格で販売いたします。
- また,仕事上の問題点につき可能な限り質問にお答え致しますが,時間の制約もありますので質問事項につきましては,予めEメール(nakamura@rs.noda.tus.ac.jp) にてお寄せ下されば幸いです。尚,質問事項の非公開をご希望の場合はその旨ご記入願います。
- 申込方法
- 申込書Word版・PDF版に必要事項をご記入のうえ,FAX,郵便またはEメールにてお申し込みください。折り返し請求書,振込依頼書及び会場案内図等をお送りします。
- 申込先
- 〒141-0031 東京都品川区西五反田1-26-2 五反田サンハイツ304号 社団法人 日本分析化学会 関東支部
〔電話:03-3490-3351,FAX:03-3490-3572,Eメール:hm_tanaka@jsac.or.jp〕
クロマトグラフ分離は,複雑な有機混合溶液の効率的な分離法として極めて有効な方
法です。またイオン検出に基づく質量分析は高い選択性を実現できることから,有機物
質の高感度分析が可能です。本講習会は,この様な特長を組み合わせたGC/MSならびに
LC/MSの前処理や分離あるいは検出について,有機分析、特に残留農薬の分析を中心に,また初級者のみならず中級者にも実務レベルで役立つ様に企画しました。
講義ならびに実習の講師には,これらの分野の最先端で御活躍されている先生方をお迎えし,講習会参加者の日頃の疑問などにも十分に応え得る体制を整えていますので,基礎の再確認と実務の問題解決に大変役立つ講習会です。奮って,ご参加下さい。
- 会 期
- 7月27日(木)〜28日(金)
- 会 場
- (株)島津製作所東京カスタマーサポートセンター〔神奈川県秦野市掘山下380-1,電話:0463-88-8660,交通:小田急線「渋沢駅」(新宿から急行で75分)下車徒歩で約20分〕
- 案内図
- http://www.an.shimadzu.co.jp/general/csc/t-csc.htm
- 日 程
- 第1日<講義>10:00〜17:00
- 第2日<実習> 9:30〜17:00
- 講 義
-
挨拶 日本分析化学会関東支部長 中澤裕之
- 質量分析の基礎と新展開
(星薬科大学)斉藤貢一
- LC、LC/MSの基礎(仮題)
(埼玉県衛生試験所)堀江正一
- 農薬等のポジテイブリスト制と試験法の概略
(国立医薬品食品衛生研究所)米谷民雄
- 農薬の作物残留分析法と実際
(残留農薬研究所)小田中芳次
- 分析の信頼性
(日本食品分析センター)中村宗知
- 講義に対する質疑応答と実習方法の説明
- 実習
-
- LC(反応クロマト)によるN-メチルカルバメート系農薬の分析
(星薬科大学)斉藤貢一
- LC/MSによる農薬の一斉分析
(化学物質評価研究機構)和田丈晴
- GC/MSによる農薬の一斉分析
(化学物質評価研究機構)田嶋晴彦
- 受講料(テキスト代,昼食代を含む)
- 会員(共催学会会員を含む)35,000円,会員外40,000円。講義のみ:会員20,000円,会員外25,000円。参加費の払い戻しは致しませんので,あらかじめご了承ください。
- 募集人員
- 40名 講義のみも可(定員になりしだい締め切ります)
- 申込方法
- 申込書Word版・PDF版に必要事項をご記入のうえ,FAX,郵便またはEメールにてお申し込みください。折り返し請求書,振込依頼書及び会場案内図等をお送りします。
- 申込先
- 〒141-0031 東京都品川区西五反田1-26-2 五反田サンハイツ304号 社団法人 日本分析化学会 関東支部機器分析講習会係
〔電話:03-3490-3351,FAX:03-3490-3572,Eメール:hm_tanaka@jsac.or.jp〕