第56回機器分析講習会
第3コース:残留農薬をはじめとした有機化合物の質量分析実習
主催 (公社)日本分析化学会関東支部
協賛 (公社)日本食品衛生学会,(公社)日本農芸化学会,日本食品化学学会,(一社)日本食品工学会、日本農薬学会,日本質量分析学会
期日 11月5日(木)〜6日(金) 10時〜18時
会場 (株)島津製作所東京支社 2階イベントホール〔東京都千代田区神田錦町1-3,電話:03-3219-5588(グローバルマーケティング部),交通:@小川町駅(都営新宿線),新御茶ノ水駅(東京メトロ千代田線),淡路町駅(東京メトロ丸ノ内線)下車徒歩6分,A神田駅(JR山手線)下車徒歩12分,アクセスマップ
http://www.an.shimadzu.co.jp/general/contact/map/tokyo.htm〕
開催趣旨 毎日のように数多くの化学物質が生産される今日においては,市場に流通する化成品,食品,医薬品などの品質や安全性について厳密な保証が要求され,製品中の主成分以外の微量成分組成や,製造・流通・保管の過程で生成・分解・混入してくる異物や不純物の管理を含めたトータルでの品質保証体制を確立することが重要になっています。しかしながら,これらの微量成分の原因や内容が多種多様であることから,その分析は「手探り」になりがちで,その試行錯誤に多大な労力を要している実状があります。
本講習会は,質量分析装置を用いた分析化学に携わる方々を対象とし,質量分析に基づく分析化学の基本を学ぶとともに,ベテラン講師による実習型セミナーを通じ,農薬をはじめとした有機化合物の質量分析の実践的な知識が得られるように企画しました。具体的には,講義形式にてGC/MSおよびLC/MS/MSの原理・使用方法に関する基礎的な内容を取り扱い,さらに実習形式にて,HPLCなどによる前処理およびこれら分析機器による実際の農薬等の分析を通じた実践的かつ応用的な内容を中心に取り扱います。
講習会参加者の日頃の疑問にも十分にお応えできる体制を整え,初学者に十分理解できる内容となっておりますので,是非,基礎の再確認と実務の問題解決にご活用下さい。
内容
【第1日目】
(1) 講義:有機化合物のMS分析
(アサヒグループホールディングス)望月 直樹
(2) 講義:GC/MS分析
島津製作所技術者
(3) 講義:LC/MS/MS分析
島津製作所技術者
(4) 実習@:前処理+GC/MS vs LC/MS/MS 残留農薬分析8番勝負
実習担当者
(残留農薬研究所)坂 真智子
(化学物質評価研究機構)和田 丈晴
(島津ジーエルシー)佐藤 友紀
(5) 講義:GC/MSによる残留農薬分析
(明治薬科大学)永山 敏廣
(6) 情報交換会
【第2日目】
(1) 実習A:前処理+GC/MS vs LC/MS/MS 残留農薬分析8番勝負
(2) 実習B:前処理+GC/MS vs LC/MS/MS 残留農薬分析8番勝負
(3) 実習まとめ
(4) 講義:LC/MS/MSによる動物用医薬品分析
(日本食品分析センター)藤田 和弘
受講料(テキスト代,昼食代を含む):会員30,000円,会員外40,000円。参加費の払い戻しは致しませんので,あらかじめご了承下さい。
募集人員 24名(定員になり次第締め切ります)
申込方法 下記の日本分析析化学会 関東支部ホームページに掲載の所定に申込みフォームに記入後送信してください。ホームページ:http://www.jsac.jp/~kanto/
申込先 〒141-0031 東京都品川区西五反田1-26-2 五反田サンハイツ304号
(公社) 日本分析化学会 関東支部〔電話:03-3490-3352,FAX:03-3490-3572,
E-mail:kanto@jsac.or.jp HP:
http://www.jsac.jp/~kanto/〕