今、pKaの測定法について調べています。学生実験くらいの場合は未知の酸をアルカリ(水酸化ナトリウムなど)で滴定し、滴定曲線の変曲点を求めればいいと思うのですが、文献などを調べるとイオン強度をそろえるため、0.1M程度の過塩素酸ナトリウムを入れて滴定しています(溶液の窒素置換、25℃恒温はもちろんの事として)。pKaを測定するためには、イオン強度をそろえるために、試薬を使うべきなのでしょうか?またその理由は?イオン強度をそろえるために入れる試薬は、いつでも過塩素酸ナトリウムを使用すればいいと言うわけでもないと思うので、どのような基準で選べばいいのでしょうか?一般的に使用する試薬などありますでしょうか?初心者の質問ですみませんが、ご指導よろしくお願い致します。
一般的に pKa はイオン強度で変化するので,それを一定にしておくことには意味がありますね.どのくらい影響を受けるかはものにもよるので何とも言えませんが.試薬としては,測定する pH 域で解離程度などが変化しないと信じられるようなものならいいのでは? 過塩素酸イオンは他のものとの相互作用の少ないイオンとしてはいろいろなところでよく用いられるものですね.電気学の支持電解質とか.そういう意味では硝酸ナトリウムとかでもいいのかもしれません.
幽霊会員 さん ありがとうございました。過塩素酸ナトリウムでやってみます。